夫とのマンネリから浮気、3年目の不倫が終わるまで。

3年目の浮気を実行しそれが終了するまで

3年目の浮気という言葉からもわかりますが、3年目くらいで大抵の人は恋愛から一気に気持ちが離れてしまうものなのです。

 

結婚して、毎日が幸せにも感じていましたが、夫と言えば、最初はよくどこでも連れていってもらっていたものですが、だんだん寝る時も全くこちらを向くことがなくなり、まるで寝ている時はご飯のおしゃもじのようです。

 

 

そんな毎日を送っている時に、掲示板をやっている仲の良い男の子がなぜかとても私にだけメールを送ってくるのです。
何故、こんなに私にだけ送ってくれるのかと気になっていましたが、実際にメアドなども交換する仲にまでなりました。

 

 

夫はこんな私の変化には特に気づくわけでもなく、毎日おしゃもじ体制で私には特に配慮もないけれど干渉もしません。
ですのでだんだんとその男の子との会話に没頭するようになっていきました。

 

 

そして、実際に会おうよ、と言う話になり、実際に合ってみるととてもかっこいい人でした。
まるで夢を見ているような気持ちになりました。

 

 

しかし、歩いている間に無理をして履いたブーツのせいで、年増の体はだんだんと相手の歩きについていくことができなくなっていました。
喫茶店に入って、一緒にコーヒーを飲んでいると、向こうから付き合ってほしい、ということを言われてしまいました。
はっきりと拒絶することができずにいると、彼は是非結婚までしたい、というようなことまで言ってきました。

 

 

とりあえずお友達から・・ということになり、また会うことがあったのですが、そこで決定打がありました。
歩いている時に、さっと手を握られたのです。
これにはさすがにドキドキしましたが、振り切ることはできませんでした。

 

 

けれど、結婚している身でこんなことをしていていいのか、属に言うオバサンのショタコンみたいに見えるかな、と思い、結局ヒヤヒヤしていました。

 

 

彼の職種はバイトなのも知ってしまい、バイトと結婚というのも結構難しいな、と思い始めていました。
その人のことをけなしてはいけませんが、今更オバサンが社会に出ても、稼げる金も知れているな、と皮算用を初めていました。

 

 

確かに恋愛ムードは楽しいし、彼といると気持ちが若くなる、と言うこともあります。
しかし、ある時にもうこれで終わりにしようか、と思ったことがありました。
それは、横から見た彼にも、やはり鼻毛が見えてしまった時です。

 

 

やはり、夢の王子様も元をただせば人間です。いつおしゃもじと同じになるのかすらわかりません。
おしゃもじは、私をこれでも大事にしてくれているのです。
その時は、本当にくだらないと思われるかもしれませんが、夢から現実までに引き戻されてしまったのです。
それが原因というわけではありませんが、それまでの関係をそこで終了させました。

 

 

今では、夫のおしゃもじが、おしゃもじになるほど苦労して、私を養ってくれていることに日々感謝しているのです。

 

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